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映画「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」感想

(出典:http://phantom-film.com/lastblackman-movie/)

渋谷シネクイントで観賞。
朝一での上映を目指して渋谷へ。

少し早く着いたので、宮下公園へ散歩がてら行ってみました。
ほとんどお店は閉まっていたので、屋上のスタバへ。

平日だったからかあまり混んでおらず、
映画前の時間をゆっくり過ごすことができました。

ついつい家にこもりがちな今日この頃ですが、時々こんな風に朝過ごせるのはいいなと。
しかし渋谷は長い長い工事がデフォルトになってしまっていたので、
ここ最近は訪れる度に新しくなっていて驚かされます。

新しかったヒカリエも、古参の風格。

ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ 感想

A24とブラット・ピットの制作会社プランB作品のこちら。とても繊細な作品でした。
(以下ネタバレも含みます。)

サンフランシスコ。監督のジョー・タルボットはサンフランシスコ出身。
私は行ったことがないので都会なんだろうな、くらいしか想像できないのですが、人工は全米第12位ながら、工業の中心地。再開発が進み、地下の高騰も続いているそう。

公式サイトの監督のインタビューを読んで、
これは私たちの身近でも起きていることだなと思いました。

前は駅ごとに違う駅前の風景でしたが、今は大きな駅にはルミネ 、マルイがあって、映画館はシネコン。最初は味気なく感じることもあったけど、慣れてしまうんですよね。綺麗だし。便利だし。そして前そこにあった建物も忘れてしまう。
…でもそこに住んでいた人、新しい何かが建って追い出された人は前のこと忘れない。

長い人生、生きていく中で忘れていいことも沢山あるけど、忘れられないこともある。譲れるものと譲れないもの。大切なものと、そうでもないもの。
月並みな言い方だけど、人間は孤独であるけど、身近な人はもちろん、色々な人や物によって形付けられていること。色々な側面があること。

そういったことをこの映画は最初は小さな声で、控えめに、時に親友モントの言葉を借りて強く優しく語りかけている気がします。
そして私がこの映画を観るきっかけになった「ゴースト・ワールド」のイーニドにも劇中で久しぶりに会えました。
隣にはレベッカを思わせる金髪の友達と一緒。
相変わらずの口調になんだか感動してしまった私。

ラストブラックマン・イン・サンフランシスコにもなかなか来ないバスを待つ場面が多かったり、イーニドに会ったのもバスの中。
これは男性版・ゴーストワールドと言ってもいいのでは。

映画の冒頭からラストまで、色々な解釈ができる映画です。

映像も美しく、ジミーが長い急な坂をスケボーで走り降りるシーンが素敵でした。

そして長く続く余韻。ゴースト・ワールドのイーニドとレベッカのように、何年か後でも今ジミーとモントはどうしてるのかな、と時々思い出す映画になりそうです。

こちらパンフレット製作なしだったのが残念でした。

サントラはこちら。「花のサンフランシスコ」が印象的。

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おまけ

渋谷東急の地下で出会った八雲もち。
食べてみたいと願いつつ、まだ未体験でした。
やっと会えたね、、(辻仁成)
2つ購入し、1つは我慢できず食べてしまいました。
噂に違わず感動の美味しさでした。また出会えるといいな〜。

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